スーツのつくりは外側から見るとシンプルでも、内側の構造次第で着心地が大きく変わります。暑さ対策には、以下の特徴を備えた仕立服を選びましょう。
通気孔入りライニング
パフォーマンス アウターにも使用する技術ですが、ジャケットに通気孔入りライニングを取り入れると、空気の循環がよくなります。スーツでも同様の効果があります。
アンコン仕立て
伝統的なスーツは、かちっとしたルックに仕上げるために、内側に幾層もの芯材を使用しています。アンコン仕立てのスーツには芯材がなく、その分、層が少ないため通気性が高まります。
半裏仕立て
シャープな印象に仕立てられた伝統的なスーツをお求めの方は、裏地を身ごろの一部だけにしたものも選択肢の1つ。半裏仕立てにすることで、着心地がかなり軽くなります。